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薬剤師・杉本 忠嗣が考える薬と体、世界情勢のこと(ブログ)

コロナワクチン追加接種で感染者増加(663):抗原原罪×デマ●超過死亡を抑制!

2023-02-13
Original Antigenic Sin:抗原原罪
宮坂昌之Dr720230210
日経(2023年1/31)
===宮坂昌之先生引用転載何卒ご寛容を♬===
これに関するデータが本日入ってきたJAMA(アメリカ医師会雑誌)に載っていますので、紹介します。これを見たら、とても「コロナは風邪程度ではなく」、社会全体で超過死亡が大きく増え、治療にあたった医師も多く亡くなっていたことがはっきりとわかります。
 まず左の図は、人口10万人当たりの累積超過死亡を一般人と医師で年齢層別に比べたものです。コロナ流行時(2020年4月~2022年1月)に一般人高齢者で超過死亡が大きく増えましたが、医師では比較的低く抑えられ、ただし75才以上の医師では超過死亡が明らかに増加していました(高齢医師によるコロナ治療はリスクがあることを示しています)。
 次に右の図は、医師で実際にどのぐらいの超過死亡があったのか、その時間的推移を示しています。すると、コロナ流行初期では毎月50名以上の超過死亡が出ていましたが、2021年1月にワクチン接種が始まってからは超過死亡に一気に減り始め、昨年1月ではほぼゼロになりました。アメリカでは医療従事者からワクチン接種が始まりましたが、それとともに超過死亡がなくなったのです。もしワクチン接種が死者を増やしていたならば、超過死亡となって出てくるはずですが、結果はその逆で、超過死亡が消えたのです。
 以上まとめます。新型コロナ流行時、アメリカでは一般人の超過死亡が大きく増えました。この時、医師の超過死亡は相対的には少なかったのですが、それでも高齢医師ではかなりの死者が出ました。とても「コロナは風邪程度」ではありませんでした。ただし、感染流行初期には医師の間で毎月50名以上の超過死亡が出たものの、ワクチン接種開始とともにこれがほぼゼロとなりました。つまり、「ワクチン接種は死亡者を増やす」ではなくて、「ワクチン接種は明らかに死者それも超過死亡を減らしている」のです。これはこの医師における超過死亡データを見れば、明らかです。




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