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薬剤師・杉本 忠嗣が考える薬と体、世界情勢のこと(ブログ)

トランプ、全世界から米軍幹部800人を招集する。その目的は??

2025-10-01
BSTBS20250929
【ワシントン=飛田臨太郎】トランプ米大統領とヘグセス米国防長官は30日、世界に展開している米軍の幹部をワシントン近郊に集めて演説した。軍の掌握を内外に誇示する狙いとみられる。
人種や性別を考慮した人材登用は廃止し、「実力主義」の組織風土に改革すると表明した。

●トランプ氏、都市への州兵派遣「訓練として活用」
トランプ氏は演説の直前に記者団に「(米軍幹部を)気に入らなければ、その場で解雇する」と語った。
演説の冒頭でも「この場を去ってもよいが、職務や将来を失うことになるだろう」と冗談めかして発言した。

米メディアによると、ヘグセス氏は約800人いる将官以上の幹部のほぼ全員を目的を明かさずに突然、招集した。
中東など紛争が起きている地域からの参集も含む。有事への即応力を損なうリスクもあり、歴史的に異例の会議となった。

第1次トランプ政権でトランプ氏と米軍幹部の折り合いは悪かった。
第2次政権発足後はバイデン前政権が重用した幹部を更迭し、組織の掌握に動いている。

トランプ氏は「我々は西半球における脅威の撃退に再び焦点をあてている」と説いた。
中南米からの麻薬流入や南部の国境管理に米軍を活用する方針を改めて強調した。


●クアンティコ基地で演説するトランプ大統領。
普段の演説と内容は大きく変わらなかった(30日)=ロイター
トランプ政権が進める州兵による治安対策を「内なる戦争」と称し「危険な都市のいくつかを、州兵の訓練場として活用するべきだ」と言及した。州兵は首都ワシントンですでに展開し、トランプ氏は他の大都市にも送る意向を示す。

●ヘグセス氏「肥満の兵士は見苦しい」
ヘグセス氏は「戦士の精神を取り戻す」ための組織改革を進めると宣言した。「優秀な将校・下士官はより迅速に昇進させ、不適格者は即座に排除する」と唱えた。

戦闘任務に従事する隊員は「男性の基準で体力テストを実施する」従来基準に戻すと表明した。
「肥満の兵士をみるのはいやだ。見苦しい」と主張し「すべては体力と外見から始まる」と訴えた。
身だしなみを整えるよう指示し、ひげはきちんとそるよう求めた。

バイデン前政権が重視した軍のDEI(多様性、公平性、包摂性)推進をやめると改めて強調し「間違った理由であまりにも多くの制服組指導者を昇進させてきた」と主張した。

第2次トランプ政権は黒人で米軍制服組トップのブラウン前統合参謀本部議長や、女性で海軍制服組トップのリサ・フランケティ前作戦部長らを更迭した。

ヘグセス氏は演説で「同盟国やパートナーの責任の分担を強化することが必要だ」、「真の軍事能力を備えた同盟国が必要だ」などと同盟国について言及した。
国防総省は日本も含めた同盟国に防衛費の大幅な増額を要求している。

10月以降に「西半球における脅威の性質と中国抑止についても演説する」と触れた。

第1次トランプ政権は当初、政権の中枢に多くの軍人を配置したが、トランプ氏のもとを去った。
トランプ氏は政権末期の2020年夏に「国防総省の幹部は私のことが好きではない。
なぜなら、彼らは戦争をしたいだけだからだ」と語った。

20年に黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に拘束され亡くなった事件ではトランプ氏が軍に抗議デモの鎮圧を求めた。
反対した、当時のエスパー国防長官を解任した。


●演説するヘグセス国防長官(30日)=ロイター
トランプ氏は第2次政権で忠誠を誓うヘグセス氏を国防長官に充てた。
統合参謀本部議長でもブラウン氏を更迭した後、自身と関係が良好とされるケイン氏を据えた。





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