本文へ移動
https://www.cho-yo-yakkyoku.co.jp/files/libs/93/201708101631058343.png

薬剤師・杉本 忠嗣が考える薬と体、世界情勢のこと(ブログ)

【必見】健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(2)。ストロング系販売中止へ!!

2024-03-19
ストロング系8-9%濃度は、販売中止へ!!
日経(2024年3/19)
飲酒オーディット
BEERストロング系2018年7% 8% 9%
朝陽(2024年3/14)
静岡(2024年3/17)
日経(2024年2/21)
静岡(2024年2/20)
諸外国の純アルコール摂取量ガイドライン
テレ朝20240221
2020年3月12日
国立病院機構久里浜医療センター 精神科 真栄里仁
AUDIT(アルコール依存症スクリーニングテスト) | 依存症スクリーニングテスト | 病院のご案内 | 久里浜医療センター (hosp.go.jp)

AUDIT(図1)はWHOによって開発された問題飲酒者のスクリーニングテストで1)、多くの国々で飲酒問題の早期発見・早期介入のツールとして使われており、日本でも20年以上前に翻訳され2)、医療や保健指導の現場で活用されています。AUDITは全部で10項目の設問から成り、各項目の合計点(最大40点)で飲酒問題の程度を評価します。
またAUDITでは、飲酒量を計算するのに純アルコール換算で10gの飲酒量を示す“ドリンク”という単位が使われているのも特徴の一つです(表1. ドリンク換算表)。
またAUDITの区分点は集団の特性や目的に応じて決めることができますが3)、特定保健指導で用いられている「標準的な健診・保健指導プログラム(改訂版)」では4)、
◆問題飲酒者としてAUDIT8点~14点(図2)◆、肥前精神医療センターが開発した日本の代表的な減酒指導法であるHAPPYプログラムでは5)、生活習慣病を有しない場合AUDIT10点~19点を、それぞれ減酒指導の対象とし、それ以上の点数を有する者については、依存症疑いとしており、依存症専門医療機関受診の目安としています。




我がニッポン国の
・男 40g/日 瓶BEER500ml×2本 or 缶酎ハイ350ml×2本
・女 20g/日
は世界的に見ても、あまい基準のようです。

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン
TOPへ戻る