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朝陽薬局と静岡市清水区「話題」からお知らせ

がんゲノム療法と患者申出療養について。
2019-10-24
日本の医療用医薬品は、その承認条件として「疾患」が限定されます。高血圧とか糖尿病とか。。。
その流れで、抗がん剤は『臓器別』に承認されています。
肺がんとか乳がんとか。。。
でも、このDr.中川恵一先生の最初のがんは「死骸細胞の遺伝子を引き継いだクローン」と読み、がんゲノム療法を少々理解しました。
最初のクローンは1個なのですが・・各臓器に転移していきます。
その過程で、それぞれの臓器で更にがん化進行(遺伝子変異)して「ゲノム多様性(抵抗性)」を発揮するように悪化していきます。
Dr中川はがんはできるだけ「早期発見・早期治療」が重要と言うのは、その多様性に発展する前の単一時に叩けば治癒すると。
 
上段の話に戻りますが、肺がんの薬が乳がんにも効くにおは同じ遺伝子※をもっているからです。
※:MSI-High固形がん
そうなると臓器別に承認されている肺がんの薬は、乳がんには使用できません。 おそらく効くであろうに。。。
このGAPを埋めるのが、当局の考えた「患者申出療養」です。
但し、適用の違う抗がん剤を使用するのに、保険薬を使用する事は建前上できません(認められません)。
当局は製薬各社に、抗がん剤の無償提供を呼びかけました。
それに唯一応じたのがスイスのノバルティス社で9製品を提供されます。
うまく治癒する方向で治療が続けられる事を切に願っております
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